人狼の投票方法いろいろ

2013/03/21

どうもどうも株式会社人狼の代表取締役予言者、シラサカです。

人狼の昼のターンで行う投票。この投票の仕方にも様々な種類があります。

どの投票が良い、どの投票が悪い、というわけではありません。どの投票方法もそれぞれ特徴があるので、ゲームマスターのさじ加減で決めていただいて結構です。とはいえ、「このメンバーで最適な投票方法が分からない!」という方もいると思いますので、ここでいくつかをご紹介いたします。

ひとりずつ順番に投票先を決める方法

ゲームマスターが指定した人から順に、(通常は時計回りに)「○○さん」と人狼だと思う人を指定して投票していきます。指定された人は、投票された数だけ指を出して、今何票集まってるか分かるようにします。

メリット

・ひとりずつ指定するので、分かりやすい

デメリット

・投票を誰から始めるかによって人狼にとって有利になることも多い
・投票を誰から始めるかの決め方を工夫しないといけない(毎回同じ人から投票なのか、否か)

ひとりずつ順番に、人狼か否かの投票をする方法

ゲームマスターが指定した人から順に(通常は時計回りに)「○○さんが人狼だと思う人」と聞き、全員が1回だけ誰かに手を上げて投票します。投票された人は、手があがった数だけ指を出して、今何票集まってるか分かるようにします。

メリット

・ひとりずつ指定するので、分かりやすい

デメリット

・投票を誰から始めるかによって人狼にとって有利になることも多い
・投票を誰から始めるかの決め方を工夫しないといけない(毎回同じ人から投票なのか否か)
・後だしで手があがる可能性があるので、ゲームマスターが注意する必要がある

全員が同時に人狼だと思う人に指差しで投票する方法

ゲームマスターの「人狼だと思う人に指をさしてください、いっせーのせっ」という合図で全員が一斉に人狼だと思う人に指をさします。

メリット

・一斉に投票を行うので、時間が短縮出来る
・同時に投票することで、順番の投票する場合の不公平さが無くなる

デメリット

・多人数でのプレイの場合、誰が誰に投票してるかが分かりづらい
・後だしで指をさす人が出る可能性があるので、ゲームマスターが注意する必要がある

ホワイトボードに書いて投票する方法

人数分のホワイトボードとペンを用意してください。ゲームマスターが、「はい、投票の時間になりました、人狼だと思う人の名前を書いてください」と言ったら、全員は話し合いをやめ、自分のホワイトボードに投票先の名前を書きます。全員が書いたのを確認したら「では一斉にホワイトボードをオープンしてください!」というゲームマスターの合図で全員がボードを公開し、最も多くの票を集めた人を決定します。

メリット

・ゲームっぽい
・投票先が分かりやすい
・推理する際のメモとしても使える

デメリット

・ホワイトボード&ペンを用意する手間がかかる

ホワイトボードに書いて投票する方法(制限時間あり)

人数分のホワイトボードとペンを用意してください。ゲームマスターが「昼の話し合いを始めてください、制限時間は○分です」と言い、話し合いが開始されます。プレイヤーは、制限時間内に自分のホワイトボードに投票先の名前を書きます。制限時間になったら、「では一斉にホワイトボードをオープンしてください!」というゲームマスターの合図で全員がボードを公開し、最も多くの票を集めた人を決定します。制限時間内に誰の名前も書かなかったプレイヤーは、自分自身へ投票した扱いとなります。

メリット

・ゲームっぽい
・投票先が分かりやすい
・推理する際のメモとしても使える
・制限時間になったら即投票先オープンなので、時間の短縮につながる

デメリット

・ホワイトボード&ペンを用意する手間がかかる
・できるだけ制限時間内に名前を書いてもらうよう、ゲームマスターが注意する必要がある

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は5種類の投票方法をご紹介いたしました。これ以外にも様々な投票方法があるかと思いますが、参考にしていただけますと幸いです。ちなみに株式会社人狼では、「ホワイトボードに書いて投票する方法(制限時間あり)」という投票方法でゲームを行うことが多いです。この投票方法は、話し合い開始すぐに投票相手の名前を書いて、「私は○○さん以外ありえないと思います!」といった序盤からのアピールなどに使えたり、名前を書かれたプレイヤーが、「俺は人狼じゃない!それ(書いた名前)消してくれー!」のようなやり取りが起こったりなど、議論が盛り上がりやすいことが特徴です。
ぜひ!


あわせてどうぞ