うそつき人狼は、基本的に説明書に記載してあるルールで遊ぶために作られていますが、遊ぶメンバーや遊ぶ場所などにより、ローカルルールとして様々なアレンジを加えることも可能です。
人狼初心者がたくさんいる場合やいつものルールでは物足りなかったりする場合は、アレンジしたオリジナルのルールを加えて遊んでみるのもよいでしょう。
※以下に記載してあるものは一例です

◆ボディーガードが連続で同じ人物を守れるようにする

本来のルールではボディーガードが同じ人物を連続で守ることは不可能ですが、このルールではボディーガードは同じ人物を連続で守ることが可能になります。

◆狩人が死亡した際、あえて能力を使用しないことも可能にする

本来のルールでは狩人が死亡した際、必ず誰かを1人道連れにしないといけませんが、このルールでは『誰も道連れにしない』という選択も可能になります。
もし狩人の人物が誰も道連れにしないことを選択した場合は、狩人だけが死亡してそのままゲームを続行してください。

◆共有者の片方が死亡すると残ったパートナーも死亡するようにする※オープンルールのみ

本来のルールでは共有者の片方が死亡してもパートナーは生きていますが、このルールの場合は共有者の片方が死亡した場合、そのパートナーも強制的に死亡します。
※昼の処刑で死亡した場合は、処刑で死亡した時点でパートナーの共有者もカードをオープンにし、死亡を宣言して下さい。夜に襲われて死亡した場合は、犠牲者の発表で役職カードがオープンにされた後、パートナーの共有者も役職カードをオープンにして死亡を宣言して下さい。

◆ものまね師が演じた役職の人物が死亡した場合、ものまね師はその能力を受け継ぐことが出来るようにする※オープンルールのみ

本来のルールではものまね師は『他の役職を演じる』だけで能力の使用は不可能な役職ですが、このルールの場合は演じていた役職の人物が死亡した場合、次の夜以降ものまね師は新たにその役職となり、能力を使用することになります。
この場合、共有者、予言者のママのカードは使用しないで下さい。

◆仮投票を行う

特に初日の昼などは、予言者による情報などが全くないために議論が進まず、誰を処刑するかがなかなか決められない場合が多いです。
そういう場合、仮投票と称して第一印象で誰が人狼っぽいかを一斉に投票を行ってみるのもよいでしょう。
その結果から、『なぜこの人が怪しいと思ったのか』など議論を広げていくと意見が出やすくなる場合があります。

◆投票に紙やホワイトボードなどを使用する

投票方法は一般的に挙手や一斉指差しなどが基本ですが、紙などを使用して記入式にすると集計の際に捗るのでおすすめです。
その際は、悩んで記入に時間がかかってしまうことを防ぐため、あらかじめ投票時間をしっかりと決めておくとよいでしょう。
また、投票を記入式にすると『昼間の議論時間が終わるまでに処刑したい人物を記入する』などの変則投票も可能です。

◆BGMを使用する

夜のターンにBGMを少し大きめの音で鳴らせば、雰囲気が出るだけでなく指を指す時などに衣擦れの音が聞こえることにより誰がどの役職なのか検討が付いてしまう、という事故を防ぐことができます。

◆司会者が人物を指す際、レーザーポインタを使用する

司会者が夜のターンに人狼が襲撃する人物の確認などをする際、プレイ人数が多いとどの人物を指定しているのかが分かりづらかったり、間違いを防ぐために指定した人物の側に行って改めて確認しなければいけないことがあります。
こういった時、レーザーポインタを使用すると確実に誰を指しているのかが分かるため、ゲームが捗ります。
※この時、レーザーの光が目に当たることがないよう注意しましょう。

◆初心者が参加している時にはなるべく専門用語を使用しない

人狼初心者がゲームに参加している時には、人狼経験者は
『吊り』…その日の処刑者にすること
『噛む』…人狼が襲撃すること
『CO(シーオー)』…役職を持っている人物が役職名をカミングアウトすること
『白確(しろかく)/黒確(くろかく)』…ある人物がシロ(人間)やクロ(人狼)確定だということ
『騙る』…人狼が予言者のふりをするなど、本来の役職と違う役職を演じること
『グレーランダム(グレラン)』…暫定でシロや役職持ち以外の人物をそれぞれの各自の判断で投票すること
など、人狼経験者の間でよく使われる言葉の使用をなるべく控えると初心者にもゲームの展開が分かりやすくなります。